どのくらい目に触れられるのかが重要!ゲームの面白さだけでは、集客力は加速しない

ゲームプランナーの考え方

どのくらい目に触れられるのかが重要!ゲームの面白さだけでは、集客力は加速しない

ゲーム作るためにはお金と時間を使いますし、そのためにゲームで稼がなければなりません。
新規ゲームを売るためにはどうすればいいのか?今回は、そこを少し深堀してみます。

制作者もここは知っておいた方が良いです。狙って作ることも可能ではあるので。

ゲームの面白さ = 集客数 ではない

ゲームは、面白さに比例して顧客が増えるわけではありません。例えば、ドラゴンクエストのゲーム内容を全く同じもので、タイトルを変更した場合、ドラゴンクエストとして売ったものと比べて売上ががくんと減るでしょう。

これは、認知の差があります。

現在の中で、売れるパターンとしては2つのものが絡んできます。

  • SNS
  • ブランド力

SNS

昔は、ほんと口頭や週刊誌(ファミ通)などで情報を得てこれは面白そう!購入だ!という感じではありましたが、今はネットを見れば情報をすぐに拾うことができてしまいます。

SNSを使うことによって、自分の好きなゲームなのか、また、面白そうなのかがすぐにわかり、詰まった際の攻略などもあるため、非常にゲームにとっつきがよくなります。

最近では、SNSを使ったものなどできていますがTVCMやネット上(YouTubeなどに広告で載せる)、また、有名な人にプレイしてもらうなど案件ものとしてその媒体の視聴者に目に行くようになります。

ブランド力

老舗のゲーム会社には、ブランド力があります。この会社が作ったゲームなら面白い!などシリーズならば尚更ですが、新規ジャンルや新規ゲーム(シリーズ化していない)の開発した際にも効果発揮します。

過去作もブランド力となります。
過去作が面白い場合、口コミ、次のSNSとつながりますが、伝達されます。前回購入したことがある人が広げていくため、信頼のある情報となり購入するきっかけを与えます。

ゲーム会社としても、シリーズは、前回の売り上げから考えて何本ぐらい行きそうなのかが、予想しやすいところがあります。なので、作りやすいという点があります。人気を持っていますからね。

ゲームはクソゲーでも集客は出来てしまう

実は、クソゲーであったとしても、上記の4つが上手くつかうことによって顧客を集めることができてしまいます。

諸刃の剣である部分もありますが、
例えばの話ですが、
任天堂がマリオのゲームを出します。
このゲームは初代ファミコンのゲームをコピーしたものですが、フルプライスです。

と、これであってもある程度売れてしまいます。

過去作・ブランド力が猛烈に働くことになります。ただし、これは初回のみであって、継続性はなく過去作・ブランド力を下げることにもなります。

積み上げたものは一瞬で崩れる

上記の使い方は、非常に危険で小さい会社であれば潰れる可能性もあります。耐えたとしても、その信頼を取り戻すためには壊した時間の何十倍もの努力をしなければならなくなります。

老舗はいいとして、新規会社のゲームはどうすれば売れるのか?

これは、上記の4つを上手くつかうことによって、顧客を掴むことができます。

2つの道

『ブランド力』

ブランド力を得るためには条件があります。

  • 何本もゲームを出している
  • そのジャンルが得意分野である(会社からではなく客からの視点)
  • 会社内に有名人がいる(広報としてよく色々なところに顔を出している)
  • 他社とコラボする
コラボか人脈

これは新規会社の1タイトル目であれば無いですが、コラボという形で他社の過去作を使うことはできます。

例えば、有名どころのゲームとコラボして、キャラクターを使用させてもらうなど(お金かかりますし、あちらにもメリットがないと厳しいところはあります)

ゲームにも有名度があるので、超有名ではないけど有名、もしくは古いタイトルなどコラボして狙っていくもの過去作パワーの恩恵を受けることができます。

また、人の力を使うことができます。

このゲームにはあの有名なゲーム制作者の〇〇氏が制作に関わっています!とか。

ただ最近はこちらの〇〇が制作に携わっていますも、そんなに影響は少ないかと思われます。余程のビックネームでないと厳しい感じがします。1本売れたソフトあるぐらいではなく何本もあるような方。

『SNS』

SNSを使う際には、下記の例があります。

  • インパクトのあるワード(記憶に残るもの)
  • 有名人の起用
  • TVCM(ネットCM含む)
  • 広告
広告、人脈、配信

ゲーム制作中などこんなゲームを作っていますよ!ということを知らせるには向いています。また、刺さるものがあると効果が非常にでかくなります。

こちらは、ゲーム制作者ではなくて何かの分野の有名人を使うことによって視聴者の眼にとまりやすくなります。ただし、起用に関しては視聴者の層に似た感じなのかは、調べる必要があります。

女性用ゲームを作っているのに、男性受けのいい人を使ってしまうなどしてしまうと効果がありません。

TVCMや動画配信場所への広告として配信をして、認知してもらうという手があります。これは、刺さるものにしないとお金を食うので、注意が必要です。

この刺さり方次第で、クソゲーも初回の集客率が高かったりする場合があります。メッキが上手ければ、剝がれるまでは、行けるという感じでしょうか、次回作を作らない or 会社をたたむ勢いでなければ継続してプレイしてもらうことは難しいでしょう。

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