子供の年齢に合わせたゲームの考え方と想像の仕方
うちにも子供がおりまして、子供を見ていると常に思うところがあります。
とはいっても、うちの子供はまだ1歳なので、まだ複雑なことができません。
ただ、何も考えのない真っ白な存在なので、色々とみていると楽しくあります。
今回は、子供を見ていてゲームと結びつけるととどう考え、どう想像するかです。
子供の行動を観察
子の行動を見ていて思うことは、とにかく、まだ経験と知識がないのでどうすればいいのか、わからないことが多いですね。親戚の子や兄弟の子を見ては来てましたが、自分の子となるとまた違う感覚になりますね。
基本動作は『食べる』
ただ、子供は子供なので、何か手に持ったおもちゃ、これをどうすれば、いいのか、遊びに慣れていない子であれば、食事は絶対にしているので、選択肢として『食べる』という行動は必ず行うしょう。
行動を抑制、もしくは導くには、見本を見せることによって簡単な使い方を教えることはできます。
子供の思考時間
子供の思考としては、単純にどうすれば、これは遊べるのか、というか、これは何なのかというレベルに達していると思った方がいいです。
よく言われているのが、20秒の間に子供を引き付けないと関心を持ってくれないそうです。
考えてみて、これ、よーわからん!ってなったら興味がなくなる感じですね。少しでも興味がわけば、その間チャレンジはするので、試行錯誤が生まれます。
Let’s Try!、前進あるのみ!
子供に遊び方を教えた場合、もしくは自分で遊び方を思いついた場合、どちらも遊び方が成功すると喜びますし、次に別のもので同じことをやろうとします。
例えば、四角い積み木の上に四角を置き、成功したら次は三角の積み木を置くという感じです。(他のおもちゃを置く場合もありますけど。)
この子供の遊びとは、大人の遊びの原点でもある。
子供の遊びには、
- 掴む
- 食べる
- 持ち変える
- 置く
- 投げる
- 渡す
- 受け取る
と、単純な動作を行いそこから複雑な動作を行えるようになっていきます。
単純な動作を合わせると複雑化する
単純な動作ですが、小さいころに培ったものが現在の大人たちが使えるものとなっています。
箸を持って、茶碗を持ち、食べるなど、一見普通に動作ですが、分解してみると一つ一つの動作となると、実は、他のものと動作を繋ぎ合わせることによって別の動作を作り出すことができるようになっています。
ゲームでも同じことが言える
ゲームの中でいきなり複雑なことをやらせようとするものはありません。
もしそれがある場合、そのゲームは、プレイヤーの離脱率が早いゲームになるでしょう。
簡単なことを行い、その簡単なことにどんどん足していくというのがゲームのシステム的に良い遊び方となります。
なのでこれは、子供が動作を覚えるのと同じことです。
子供の年齢に合わせた遊びについて
子供の年齢に合わせた遊びの考え方ですが、まず何が出来るのかというのが調査をする必要があります。自分の子供がいるならば一番調査しやすいですね。
ゲームとして開発するのであればその年齢は何が出来るのか、どのような成長にいるのかなど。
そして、その中で基本となるものを、決めて拡張してく、もしくは、遊びとして昇華させていく。
そのイメージが大事となります。
ボールを投げる
例えばですが、子供がボールを投げることができる(投げるといっても落とすとかそういうレベルでも良い)
その場合、ボールを掴むことは出来るはずなので、そのボールを掴んで遊ぶということには結びつけることができます。また、投げるというか落とすだったとしたら、例えばゴールとなる場所に対して、ボールを持って行って、ボールを置く、もしくはボールを落とすということをすれば、良いというゲームにしてしまうのです。
その動作だけで遊びを考えてみる
動作を分解してその動作だけで遊びを考えてみるというのは、ゲームを作る上でゲームシステムのそぎ落としと同じことです。
その動作自体も分解と枠組みの取り方によっていろいろなことが考えられます。
例えば、歩くという動作を1つの動作と取ることもできますし、足を上にあげるという動作を1つの動作と取ることもできる。
このように捉え方を変えることによって、色々な見方ができ、発想の飛躍、思考の熟成などいい意味での成長が出来ますので、色々と切り取ってみてください。
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