スクエニHD、ゲーム開発体制の見直しについて

雑記

スクエニHD、ゲーム開発体制の見直しについて

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『スクエニ開発体制』と検索すると、最近出てくるようになったニュースではありますが、これについてちょっと書こうと思います。

スクエニHDとは?

スクエニと言えば、任天堂に続く、誰しもが知っている、『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』のゲームを作っているゲーム会社です。

今回このスクエニHDがゲームが売れているのにも関わらず、開発体制の見直しをはかるのには、理由があります。一番の理由が。

ゲーム開発期間の長期化

ゲーム開発期間がどのゲームも発売までに時間がかかり、発売したとしても、それまでのかかった期間で開発費が膨れ上がり、資金を回収できないというのがあります。

勤めていた人がいたので、いろいろと実は情報は入ってきているのですが、外から見た情報だけで語りますと、1本の開発期間がえらい長いんですよね。

また、スクエニは、ゲームの今こういうの作ってます!ってのをアピールする動画は早いのですが、実際のゲームシーンの公開となると途端に音信が不通になるレベルです。

ゲームに長い開発期間必要なのか?

ゲーム会社の体質により、ゲームの開発期間というのは、すごく変わります。

また、締め切りの守り方というのも変わってきたりするので、逆にそこでメンタルを病んでしまう方もいたりするのも事実です。

スクエニHDの判断としては、だらだら作る体質を変更しようという形ではあるので、非常に良い姿勢ではありますが、現場としては、今まである意味無限大に近いような時間があったのに急に制限が出てきた!というイメージにとらえられなくもないかもです。

ただし、本当にすべてが必要な時間だったのかというとそれは、たぶん違うといえるでしょう。他のゲーム会社はもっと短いスパンでゲームを出しているのだから、だからこそ、必要といえるだけの時間だけで作成するときっちりと決める必要があります。

長期開発はなかった。

私は、ゲーム会社にいたときに長くて1年半、短くて半年でのゲーム制作スタイルだったので、数年という時間をかけてゲーム制作をするということは経験したことがありません。

これで行くしかない!とか、思考の切り替えがしやすく、自分の実績も作りやすいので、長い期間は、向いてないだろうなと思っています。

開発期間の長期、短期

ですが、この短ければ、いい、長ければいいというのにはどちらにもメリット、デメリットが存在します。

このメリット、デメリットに関しては、各ひとことで言うと

開発期間が長い場合

トライ&エラーを繰り返しが多くでき、クオリティを気に入るレベルまで作り続けることができるがいつが終わりなのかが見えない!

開発期間が短い場合

時間が限られるため迅速に動く必要があり、作業を詰め込みが発生、細かいクオリティは上げにくいが、終わりが見えるため、どこまでがゴールか見える

という感じになります。

上記ともに、苦悩する部分はありますが、私は開発が短い方が、思考の切り替えをしやすくなるため良いと思っています。長く作れば作るほど、名作ができるわけではないと思っているので。

だらだら作るゲームは、苦しくなるだけ

開発期間が長いと、思考がはまる可能性があるので、全然抜け出せないのにそれが終わらないと次に進めず、時間でも解決してくれないと悪循環パターンに陥り、病む可能性が高いように見受けます。

また、長くなればなるほど、お金もかかるわけで、資金面でも簡単に苦しくなるでしょう。

スクエニHDがこの先、開発体制が改良された後のゲームタイトルのクオリティがこの先どうなるのか、非常に興味深いところです。

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