ゲームセンター風前の灯、SEGAも見捨てる!ゲーム開発は絶望的な状況に

雑記

SEGA撤退!

凄いニュースなので、雑記として

 アミューズメント事業を展開するGENDA(東京都大田区)は1月28日、ゲームセンターを運営するGENDA SEGA Entertainment(旧セガ エンタテインメント、GSE)の全株式を取得したと発表した。セガグループはゲームセンター事業から完全撤退することになる。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/28/news103.html

引用ですが、SEGAが完全にGENDAにゲームセンター事業の株を売り渡し、撤退することになってしまいました。

もともとがGENDA SEGA Entertainmentだったのですが、ここからSEGAという文字が消え、SEGAとは別ものとなりました。

ゲームセンターの売り上げは厳しい

別会社になったということは、関連性がなくなります。徐々になくなっていくので、ゲームセンターのゲーム開発自体もSEGAは行わなくなる可能性があります。

現在、ゲームセンターの主な売り上げは、UFOキャッチャーなどのプライズ製品が主流となりますが、その中で、頑張ってSEGAはゲームを出しておりました。

コロナの影響もあり、外出が減り、ゲームセンターに足を向ける人が少なくなったのもありますが、オンラインでゲーセンにあるゲームが出来てしまうというのも衰退の原因だと思います。

ゲームセンターのゲームは特殊な操作を求められていた

ただ、ゲームセンターに置く以上、特殊な筐体を迫られたというのが、さらに厳しいものでもあったと思います。

上記に記載した自宅のオンラインでプレイ出来てしまう場合、通常コントローラや、マウス、キーボードなどですが、これを特殊な筐体のパッドによって、ゲームセンターに来なければ遊べないというのを実現していました。

そのために筐体の値段が1台数百万だったりする場合もあり、資金のないゲームセンターは新規筐体を得ることが難しい感じとなります。

遊楽舎の店長さんは、ゲームセンターを運営しているという立場の方なので、開発ではなくて、運営側の意見を出している動画ありました。

  • 遊楽舎の店長

特許問題

SEGAは、今までいろいろなゲームセンターのゲームを出していました。

その経験、知識は膨大になっていて、特許についても数多く取得しています。

これが今回は、足かせになるかもという話です。SEGAは撤退しましたが特許は持っている状態となります。GENDAはこの特許での使用料や新しいものを作成する際に、問題がでそうな感じを受けます。

コンシューマではこの特許については、グレーゾーン扱いで他の会社でも使うことができてなあなあになっている部分がありました。グレーゾーンで踏み込んだのが任天堂VSコロプラ、コーエーVSカプコンこちらが記憶に新しいものかと。

  • ゲームを考える上での特許について
  • 特許庁
商標を検索してみましょう | 経済産業省 特許庁

今後のゲームセンターは

プライズ商品がゲットできるものしか置かないところが多くなるのでないかと思います。現状でもかなり多くなってきていますが。

また、大型施設として、もう1歩踏み込んだゲームが出れば、ゲームセンターという形ではなくアミューズメント施設として生き残ることができるのかもしれません。

極端な感じにいうとVRのゴーグルだけでなく全身を投影して遊ぶことができる施設など。

これが出来れば、その場所だけの特殊な遊びとなるため、その場所に行って遊ぶ価値は出てくるかと思います。

東京ジョイポリスにある『Zero Latancy』のようなゲームがそれにあたるかと。

ZERO LATENCY VR | 東京ジョイポリス
日本初上陸!最新のVR技術と、フリーロームによる6人同時マルチプレイのスペシャルコンテンツ「ZERO LATENCY VR」!只今、迫りくるゾンビを撃ち倒す「OUTBREAK ORIGINS」のソフトで稼働中!

ただ、これももっと先に行ってしまえば、ソードアートオンラインのような自宅でオンラインゲームができるということにもつながってくるので、ゲームセンターに行かないと遊べないというのに新しい付加価値を付け加えて、生き残りをかけるしかないかと。

今後は、ゲームセンターはさらに厳しい時代がやってきそうな気もします。

アーケードゲーム開発をするところはなくなってしまう可能性がありますが、出来れば、別の形でもいいので、生き残って欲しいところです。

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