「ろくむし」ゲームのルールと1UPご褒美がモチベーションを高める理由
昔の遊び「ろくむし」
昨日、じゃんけんについて書いていたら、ふと「ろくむし」という遊びを思い出しました。
この遊びは、離れた2か所のセーフティエリアを使い、鬼役の二人がボールをキャッチボールするシンプルなルールから成り立っています。
自分が子供の頃に遊んだ「ろくむし」と比較してみると、基本のルールは同じですが、細かい点で異なる部分がありました。
『ろくむし』の基本ルール
- 鬼Aと鬼Bがボールを投げ合う。
- ボールが一往復するとカウントが1上がる。
- カウントが10になるとセーフティエリアが無効になる。
- カウント10以内に鬼のボールを横取りできると、ボールをどこかに投げることができる。
- 鬼役でない人は、セーフティエリアを6往復「ろくむし」すると1UP(ご褒美)を獲得する。
ローカルルールの魅力
現代では、インターネットで正式なルールを簡単に調べることができますが、子供の頃はそうはいきませんでした。
ルールは口伝えで伝わり、ローカルルールが自由に作られていたのです。1UPの自己申告制もその一例で、上手な子やズルをする子はなかなか鬼と交代しませんでした。
鬼の交代は、鬼がボールを鬼でない人に当てることで行われました。
ローカルルールの進化とゲーム作り
ローカルルールは、遊びに飽きたときの工夫から生まれるものです。
ローカルルールを一度外し、シンプルなルールに戻してから再度ルールを追加することで、新しいゲームの形が見えてくることがあります。
これは、ゲームの遊び方を考える上で非常に重要なアプローチです。複雑になりすぎず、簡単になりすぎず、新たな視点でルールを見直すことが可能です。
シンプルさから新しいアイデアへ
新しいゲームのアイデアを思いつく際も、まずはルールを最小限にしてみましょう。
その上で、新しい要素を追加していくと、意外な発見があるかもしれません。
昔遊んだ「ろくむし」も、シンプルなルールに戻してから考えることで、より楽しく、工夫に満ちたゲームとして再生できるのです。
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