ギミックは枯渇しやすいという記事を書きましたが、アイディアを生み出すための箱を今日は11選用意しました。考える範囲を狭めて、ギミックの考え方て行く為の11選として、送ります。
この11個の箱を使うことによって、ネタに困ったときには探し方を変更するという癖をつけてみてください。
①ギミックがよくあるゲームをプレイしてみる
ギミックのあるゲームをプレイする。これはよく考える方法の一つです。
他のゲームのギミックを参考にして自分のゲーム内に同じような仕掛けで入れる感じですね。
なので、仕様や問題点なども想像しやすいので、お勧めです。
欠点としては、あまりにも同じものを作りすぎると作成しているゲームの方向性が合わない可能性があるので、そこは調整する必要があります。
②ボス戦の多いゲームをプレイする
ボス戦は、ギミックの宝庫になっている場合が多いです。ある一定の体力が削れたらモーションが変わるなど、起点となる部分に対してギミックとして取り入れる感じです。
岩がプレイヤーに飛んでくるギミックを考えた場合
最初から岩が飛んできているのかどうかにもよりますが、ボスの体力が一定以下になると特殊なモーションをとって岩が飛んでくるとか、最初から降っているなら、岩の振り方が変わるなど、ボス戦で使うギミックであれば派手である方が望ましいです。
最初は単調なもの、徐々に複雑にしていくのがセオリーとなります。
ただし、攻略を難しすぎる形にした場合は、逆にするのもありです。
攻略が進むとギミックが段々しょぼくなっていく形にし、最後には単調だが超強力なものという形にすると終盤に向かっているというイメージを持たせやすくなります。
③簡単なギミックを考える
複雑なギミックより簡単なギミックを考えることが重要です。
複雑なギミックはあとで考えればいいので、まずは、簡単なギミックを考えましょう。
岩が転がる、槍が飛び出る、毒沼、など、よくあるシリーズですね。(インディージョーンズみたいな感じですね。)
これは、簡単なギミックを合わせることによって複雑なものを作ることはできます。
④兵器、拷問器具などの本を読む
ゲームのステージギミック、アイディアは枯渇しやすいの記事で書きましたが、戦争の本は、拷問の本は、どのようなギミックの見た目、効果にすればいいのかが、わかりやすいため、参考資料としては、かなりいいものとなります。
どのように使われたのか、どのような効果があったのかを知ることによって、プレイヤーに対しての嫌がらせをするイメージが沸きます。(下記の広告のような拷問の本など)
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⑤子供のときよく遊んだ遊びを思い出す
ゲームシステムにも言えることですが、子供のころに遊んだ遊びを思い出し、その道具をギミックとしてしまうのが、アイディアに紐付きます。
例えば、『ボール当て』とかは、そのボールを持っていないと逃げる役とオニ役のチェンジができません。ゲーム内でボールを当てるかどうかは別として、そのボール(アイテム)を持っている間は、攻撃できないとか、それがないと通れないなど、変化を加えることによりギミックとなります。
ミニゲームでもいいので、実際に作っているゲームに入れた場合どうなるのかを考えてみるのもよいでしょう。特殊ルールは除いて、ありのままをとりあえずは入れてみる。そこに必要であれば味付けをしていくと、考えがしやすいため、有効な手段です。
⑥自分がハマったら嫌だと思う罠を考える
①とか②に近いものがありますが、自分がこういう展開のギミックあったら嫌だなーというものを考えてみると、使い勝手がいいギミックだったりします。
最近プレイしたゲームで、嫌だったギミックを書き出してみるのも有効です。
そのギミックの何が嫌だったのか、効果はどんなものだったのか、何が嫌だったのかと、情報をまとめるとそのギミックを作成した際に、上の説得に役に立ちます。
なぜそのギミックが必要なのか?ということについて説得力が増す。
⑦子供の時にやられた嫌がらせもしくは、やった嫌がらせを思い出す
小さいころにやったいたずらや、されたいたずらを思い出してみてください。
くだらない内容かもしれませんが、それがギミックのアイディアにつながらる場合があります。
例えば、靴を隠されたなど。
これは、靴 = 鍵と変換し、最初に鍵を特定の場所に置く。そうすると道が開ける。しかし、先でその鍵をさらに使う必要がある。その鍵を取り返すためには、遠回りする必要があるとか。
お使い系のアイディアは工夫が必要
ただし、あまりお使い系のものがあるとプレイヤーに本当に嫌がられるのでほどほどに。
特にお使い系のやなところは、帰り道が嫌がられます。
『アイテムを集めて持ってきてほしい!』というクエストがあった場合、近場であったとしても往復するのはめんどうですから、なるべくは取得したらそれでクエストクリア、終了!のレベルが望ましい。
これは、自分がプレイしたゲームで起きた場合に、めんどくさいと感じたことがあるはずです。
ゲームというのを忘れずに、ある程度の割り切りは必要です。
⑧自分が没にしたゲーム仕様を思い出す
ゲーム制作経験が長い場合は、没になったアイディアがあるはずなので、それを復活させて、なおかつその時なぜ没にしたのかということがわかっていれば、リメイクさせてギミックとして登場させることは可能性が高いです。
没はそのゲームに合わなかったという可能性と、その時の仕様面での不都合の回避方法がわからなかったなど、あります。
ですが、自分の成長、ゲームが違う場合には使える場合があるので、案は残しておいて損はないです。
⑨もらったアイディアを利用する
一人で考えるとよくアイディアを考えるのが煮詰まる場合があります。
その場合は、他人から何かいいアイディアないか助言をもらいましょう。
それが、大したことのない助言かもしれませんが、それに何かを足したときに光るものになる可能性もありますし、そのもらったアイディアが自分のものより優れている場合もあります。(自分のアイディアと足すことによってということも!)
⑩いろいろなギミックをごちゃまぜにする!
ある程度数が溜まったら、お好み焼きとかであないですが、ごちゃまぜにして、色々なギミックと組み合わせてみましょう。
そうすることによって効果的なギミックにすることができます。
難しいものというよりは、簡単なものを作り、その簡単なものをピタゴラスイッチのように入れていけば複雑で難解なものを作り上げることができるようになります。
⑪最後に『ドリフターズ』を見る!
ちょっと『え!?』と思った方もいるかもしれませんが、コント番組は実は、ギミックが多い場合があります。
例えば、『ドリフターズ』では、たらいが頭に落ちる、床が抜ける、建物が簡単に壊れるなど、面白可笑しくしている要素がギミックとして使えます。(昔のテレビがお金かかってます。)
また、連続してギミックが発動している場合もあるため、気持ちのいいギミックの発動方法を教えてくれます。そういう意味では、ドリフターズの元となるチャップリンでも良いかもしれません。(※下記広告)
ドリフターズの中でもギミックが使いまわされているところはありますが、同じギミックでも、別のと組み合わせることによって別の楽しさを生み出しています。
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