ゲームと広告

ゲームプランナーの考え方

ゲームと広告

最近のゲームでは、広告を過剰ともいえる金額を投資して、ゲームを知ってもらうというのが、主流となっています。

ゲーム以外でもそうですが、広告というのは、非常に重要で、知ってもらているかどうかによって、売上は変わりますし、発売前の興味やコミュニティのようなものができれば、それだけ活発化して発信が生まれます。

ゲームと広告が切っても切れない理由は3つあります。

  • ①認知が難しい
  • ②ゲームが面白いとしても
  • ③幅が広く情報を拾ってもらえない

①認知が難しい

昨今ではゲームは無数に存在し、目に触れることのないゲームもたくさんあります。

例えば、知り合いに今何のゲームをやっているのか?と聞いてみると全然知らないゲームをやってることもあります。

これは、ゲームが面白ければ認知される時代は終わってしまったと考えています。

ゲームの数(分母)が少なければ、分母分子のプレイヤー(分子)が分散したとしてもみんながプレイするゲームがかぶる機会が増えますが、そうでなくゲーム自体の母数が増えれば、その分だけばらけるため、ゲーム数の飽和が起きます。そうなってくると、森の中から目的の知り合いが持っている葉っぱと同じものを見つけてこい!と言われてもかなり難しいでし、より魅力的な葉っぱを実は見つけてしまう可能性もあります。

②ゲームが面白いとしても。

ゲームが、突出して面白いとなった場合、ゲームをやってくれるプレイヤーが増える可能性はあります。

しかし、そのプレイヤーがどこかに情報を発信してくれないとそのまま実は埋もれ続けるというのが現状のゲームとなっています。

これは、昔はゲームをプレイした場合次の日とか学校などで、どこまで進んだ?とか、友達と話しあい、情報を共有する場があったと思います。

現在でもその場はありますが、その場というのは、ネット空間でゲームを遊んでいる人に対してしか刺さらないため、情報の広がり方が薄い感じです。

それに全員が発言するわけではなくROM専(読むだけ)の方もいます。

リアル友達の場合は話さなければならない展開がありますが、ネットでは話す必要は特にないため、読みに特化してしまうと、もはやずっと何もしゃべらないことがありえます。

③幅が広く情報を拾ってもらえない

昔に比べると情報誌を手に取ることが少なくなりました。

ネットという媒体が非常に広まりが早く例えば、ゲームというジャンルで自分が好きなジャンルの情報は仕入れることはありますが、他のジャンルになると途端に情報を持たなくなることがあります。

これは、新聞やニュースなど、広く浅くでもいろいろな情報を発信しているところを見なくなったというのが原因だと思っております。

これによる弊害ではありますが、絶対悪でもないところではあります。

この状況を打開するのが、広告です。

ゲームと広告は今では、切っても切れない関係になっています。

現在のネット広告の方法は

現在では、ただしこの広告の配信も、昔であればそれこそ週刊誌、新聞などに掲載するだけというのがありましが、現在では、スマホゲームなどをやっている方はわかると思いますが、ネット上で例えばYOUTUBEを見ていれば、広告で流れる場合があると思います。

そして、ネットが非常に使われる中で検索ルーチンなどを確認すらもできるようになっているため、的確にこの人はゲーム情報を検索多くするから、ゲームの広告ながしてやれ!ってのが狙いうてるようになりました。

これは、ある意味購入をしてくれる層にピンポイントで狙い撃てるため、非常に効果的ではあります。

しかし、ゲームプレイヤーのパイを他のゲーム会社と常に取り合いになっています。

そのため、広告費用がどんどん増大していくことになっています。

情報の取得が狭い層を狙うためには

現状の狭い情報の取得者をいかに自分の情報を目につけて購入してもらうのか。

この狙いが広告としてうまくできるのかというところになります。

そのため、この広告ができるところで多額のお金を使うことで他よりも優位性を上げていくしかないというのが現状になってしまっています。

いろいろな媒体に情報を展開するというのもいいのですが、その媒体から情報を得ている人が本当に会社のものめているゲームプレイヤーに届いているのかをちゃんと調べるというのが必要になります。

経験談になりますが、調べてみると全くと言っていいほど、狙った層にヒットしない場合があるので、うまくそのゲームの狙ったところに対してヒットするものに広告をドンとかけていくのが良いと思います。

現在では、広告費用は、かなり多く、ゲーム開発費用の10%~40%ぐらいまで使ったりする場合があります。

スマホゲームでは、期待の新作とかになると開発費用に近いものもありそうではありますが。

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