PS4ゲーム、キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
今回は、現在、YouTubeで配信しているキャプテン翼について少し話をしてみようと思います。
クリアしたので、感想や元プランナーとして思ったことについても語れれば。
現状私が配信している動画となります。
この動画では、もっと余裕があれば、色々とゲーム内容に関して話していきたいと思うのですが、プレイ中ですとなかなか難しいので、blogのネタとして。
グラフィックについて
グラフィックについては、よく作られています。
漫画のキャラクターをうまく再現しており、また『キャプテン翼』はアニメ化も何回かされており、
最近もされたばかりなので、そのテイストにうまく合わせた感じになっています。
最近では、ほんと当たり前になってきていますが、漫画のキャラクターを3D化する場合にはどうしても矛盾点が出てしまいます。その矛盾点をうまくクリアしています。
ただ、どうしても3Dということなので、ある特定の角度になってしまうといつも見ていたキャラクターと髪型が違うというのも見受けられますが、まあ、そこは仕方にない部分でもあると思います。
モーションについて
原作があるゲームとなると必殺技がどうしてもネックになる場合があります。
アニメなどでさらに動きが補間されていればいいのですが、ワンカットしかない動きをゲームに使いたいとなるとこの動きを再現?するために非常に悩みます。
特に叩かれやすい部分でもあるので、でもこのゲームに関して言えば、必殺技の動きはよく作られており、見栄えもよいものが多いです。
若島津君の三角飛びなど、今までのゲームでは、無駄に逆に飛ぶイメージがあったのですが、今回のは上手く見せているなあ、と思いました。
システムについて
敵選手をドリブルで抜く、パスで避けるなどの選択は昔のキャプテン翼のゲームのようなコマンド式ではなく、ウイニングイレブンのシステムを取り入れています。
原作再現が良い!
しかし、キャプテン翼ならではの反則のような行為?(相手を吹っ飛ばすなど)は、することができ、原作を再現しています。
ここは、正直原作の再現をしてもらわないと困る部分ではありますね。
シュートでGK(ゴールキーパー)を吹き飛ばすなどもあります。
シュートゲージ、パスゲージなど、何か攻撃側に対しては、ゲージが存在し、そのゲージを溜めることによって技が発生します。
防御側はゲージは特になく、必殺タックルやスライディングなどは、ゲージを用いる形ではなく、すぐに発生することができます。
気になるところ
スローインとコーナーキックなどに関しては実は気になるところがありました。
これは、どこに対してボールを狙っているのか、操作している人ですらわからないというのはちょっとどうなのかな?と思いました。(私がそのシステムを知らないだけであればすみません。)
面白さ
最初は、昔のキャプテン翼を期待していたので、ちょっとがっかりしながらプレイをしていましたが、プレイをこなしていくとこのゲームシステムも悪くないなと思ってきています。
原作をうまく再現しており、それをゲームとしても、うまく消化しています。
原作の流れで、中学生編と、ストーリー的には短い感じになっていますが、DLCで追加の予定もあるらしいので、今後に期待です。
また、エディットキャラクターをうまくからませて、ストーリーを繋げた形にしているため、流れ的には原作だが、少し違うストーリーとして楽しむことができています。
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