ゲームの遊びと見せるクオリティ(表現力)引き出し方
ゲームのクオリティ(表現力)は、表現したいゲーム機や作品によって異なります。
PCゲーム>PS4>ニンテンドウスイッチと、最近のゲームではこんな感じになると思います。(PCゲームはスペックの幅が大きいですが)
勿論ゲームによっては、そうではないのですが、引き出せるスペック的なものからもこの並びになるかなと思います。
2種類のクオリティ
ゲームのクオリティにも2種類のものが存在すると思っています。
- 映像的なクオリティ
- ゲームシステムのクオリティ
後者が優れていれば、問題ないといわれる場合がありますが、前者も求められてしまう場合があります。その場合に、スペックとの問題がよく生まれます。
遊びの追求と見せる追及
例えばですが、スーパーマリオのゲームがあったとして、現実に近いグラフィックになった場合、そこまで求めてないよ!って突っ込みが入ると思います。
しかし、ファイナルファンタジーとなるとどうでしょう?ゲームをよくやる人からすると映像(グラフィック)は綺麗じゃないと!と言われると思います。
これは、どちらも長年そのクオリティに対しての主となる部分をずらさないようにしてきたため、その部分がずれるとプレイヤーから即座に認識されます。
ゲームシステムのクオリティ
任天堂のスーパーマリオがこれは、当てはまります。
任天堂の製品は、面白さの方を優先的にとる形にしています。それはハードスペックからも読み取れる思います。
現状のswitchがPS4以下の性能であり、switchのスペックが発表された際も、任天堂は、ゲームの面白さを追求すると公言としていた。
そのため、PS4の性能を上回るものは、なかなか出ない状況にある
映像的なクオリティ
これについては、すでに出しているように、スクエアエニックスのファイナルファンタジーが当てはまります。
これは正直どうなのかなとおもっていますが、カッコいいPVを作成し、その中で使われているシステムをゲームに組み込んでいく。という荒業を使ったりもしているようなので、映像のクオリティからゲームを作り上げるという感じのことをやっています。
どっちがいいとは言いにくいが、後者(映像的なクオリティ)を求める方が、開発費は高騰しますし、迷走しやすいパターンではあります。しかし、宣伝などでは効果が高いため、一概に作成として、こっちが最良などは言いにくいです。
任天堂の場合は、面白くないとゲームとして没る可能性もあるので、沼にハマると抜け出すのが大変だと思われます。
映像の品質はどんどんあがってきている
最近のゲームは、ゲーム開発映像としてPVを用意し期待感を持たせるために、どんどん綺麗に作ります。スペック的にもそれだけ余裕ができたということでもあり、作成に必要となる時間はどんどん増えていっています。
遊び方は、中途半端にしない
ゲームを考えていく中でゲームの遊び方は非常に重要です。ここをきちんとやらないといいゲームにはなりません。
グラフィックでごまかそうとする場合もあります。その場合、最初は良いのですが、見飽きてくるとシステム的な粗がどんどん見えてくるようになってしまいます。
最近はPVの時点ですでに、これはまずそうなゲームだな、とかが見えたりする場合が多いので、PVとか出しているところであれば、ある程度のゲームクオリティは保たれていると思われます。(そのクオリティが面白い範囲なのかどうかは、個人の差もあります。)
特にゲーム制作の後半ではこれが起きやすい状況になります。仕様の追加、追加によって、最初の軸がずれる場合が存在します。それは、その場での、一時的な蓋にはなるのですが、最初からの通しのプレイを行った際に、システムの矛盾、使わない仕様などが出てきてしまい、なんだかよくわからないゲームになってしまいます。
ぶれないものを作ろう
ゲームの骨組みとなるシステムをしっかりとしてクオリティを維持する。そして、なるべくその根幹部分をぶらつかせないように作成していくことで、クオリティが維持されます。
また、グラフィックについても、その根幹部分が維持されていると高い表現を求めることが容易になりやすいです。
映像のクオリティ、ゲームのクオリティは互いが互いでは終わらず、相乗効果を狙えるような感じに作成できるといいゲームができると思います。
当初の作った骨組み、軸に関しては、余程のことがない限り変えないほうが良いです。
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