今回は天井編となります。
窓、床下とやって、次に効果を狙えそうな天井を改良しました。
うちの家は、築30年近いため、断熱材が怪しいことになっています。
前回の記事はこちら
屋根断熱だったが…。
また、屋根裏部屋、天窓があるために、屋根断熱という形で、断熱材が入っていたのですが、まあ、それが経年劣化なのかどうかわかりませんが、屋根部分に断熱がないところもちらほらとあったため、こりゃ断熱効果ないわという判断になりました。
屋根の断熱方法としては、2種類あって、屋根断熱と天井断熱があります。
屋根断熱
屋根に沿って、断熱材を張り付けていく形になるため、施工に手間がかかる。
天窓や、屋根裏部屋がある場合は、屋根断熱を選んだ方が良い。断熱は空気の層を作るのが重要なため、天窓や屋根裏部屋がある場合に天井断熱にしてしまうとその部分に空気の層が作りにくくなるため、断熱効果が弱まる。
しかし、屋根の形にそって断熱材を貼るがゆえに値段が天井断熱に比べると高い
天井断熱
屋根裏から天井に断熱材を敷いていく。
敷いていくだけなので、手間がそんなにかからないため、DIYでも出来る。また、断熱材の厚みを増やしたい場合でも対応の手間が楽である。
欠点としては、ダウンライトがある場合、そのまま断熱材をかぶせると火事の可能性があるため、ダウンライトの部分は断熱を削るか、もしくは、ダウンライト用のボックスを作り被せたりして、施工する必要がある。
屋根断熱に比べ、施工が楽なため、施工費用は安く抑えられる。
DIYという考えもありましたが、狭いところは苦手なので、業者へ…。
また、確認の際には押し入れの部分から天井上を確認できるのでが、床下と同じで狭い!それに床下と違い足場が不安定となります。
足場の位置を間違えると天井に穴が空くことになります。
そして、屋根裏部屋が家の中心部分にあったため、押し入れの上から屋根裏の全貌を確認しようとすると、屋根裏部屋の壁が邪魔で、奥に侵入できないという展開になりました。
点検口を作ると2万から3万ぐらいはかかる
点検口を作るとお金がかかりますし、使用している部屋にも工事中に影響が出ます。
なので、うちの場合、屋根裏部屋は、気温差が激しいし、梯子での昇り降りのため、重いものも入れられないため、基本的には使わない予定だったので、DIYで屋根裏部屋の壁破壊を行いました。
これをやることによって、屋根裏を自由に移動ができるようになったため、断熱材作業は、点検口を追加するということはなくなりました。
良い会社を見つければ相見積もりは必要ない
施工に関しては、床下断熱をお願いした会社がとてもよかったので、今回は相見積もりせずに、そこの施工会社に依頼しました。
断熱材を何にするのか、厚みをどうするのか、ダウンライトをどうするのかという問題がありましたが、そこに関しては、さらっと決めて終了という感じです。
下記のようなサイトを使うと良いです。
断熱材
天井断熱と床断熱で使うものは、基本的には異なります。
天井断熱は、グラスウールなどの下に重力がかかっても問題ない系
床断熱は、垂れさがらないように固定がしっかりできる系
が良いと思います。
今回使ったのはアクリアの商品厚さ155㎜のものを使用。
※楽天ですと155㎜は法人のみとなっているので、DIYでやるならば別で購入が必要そうです。
旭ファイバーグラス アクリアマットACM[111143acm10] 密度10入数9.5坪 50×430×2880mm グラスウール 断熱材 あす楽 価格:14160円 |
厚みの重要性
関東などであれば、100㎜もあればということですが、これは最近の気温変動には対応しきれないようなので、出来れば200㎜は欲しいようです。(高断熱、高気密住宅であればこの程度あるみたいです)
雪国では、200㎜以上となっています
ただ、やはり金額が張るものなので、私は、155㎜でとのことにしました。
熱の移動の仕方
熱は、温かいのが上に行き、冷たいのが下に行きます。
そのため、天井や床に断熱材がないともろに影響を受けます。
天井断熱がない場合は、昼間は熱さの影響を受け、夜は冷えの影響を受けます。これを維持することができない形となります。
換気口へ向かっていく
換気扇や換気口で換気されている場合は、そこに向かって噴き上げてくるような気流になるため、冷気が上がり、非常に足元が寒く感じます。
断熱材がないとその隙間から外の風を持ってくることになります。そのため、床下から冷たい空気が上がってくる形となります。
これは極端に言えば外と変わらない状態であるとも言えます。
施工を依頼!
断熱材によって金額がめっちゃ変わりますが、施工の値段としては5~20万の間ぐらいというイメージです。以外に断熱材を敷いていくだけなので、金額的には安く済むと思います。
しかし、断熱材の厚みやもの次第によって、金額が上がるので注意です。
100㎜計算のときは、見積もりみたときに、こんなもんだよなーと思ってましたが、やっぱり150㎜、200㎜ともなると値段が大分変ります。
効果のほどは?
正直まだ効果のほど(金額面)に関して言えばまだ、差はわかりません。
ただ、体感であれば暖房をつける頻度が凄い減ったという感じがします。
また、暖房をつけていない間の温度の低下具合も非常に緩やかな状態であり。
その部屋で何か居続けるのであれば、午前中に少し付ける程度で、昼間に日が出ていれば、それ以降は、特に暖房を付けなくても過ごせるという感じではあります。
(11月でまだ寒さが本格化していない段階なので、これがこのまま続くのかは体験してみないとなんともですが。)
これから、どんどん電気代は上がっていく可能性があります。
しかし電気を使用するのを我慢して健康を害するのは問題外なので、出来れば電気使用量を減らすという考えで色々と相違工夫をすると良いと思われます。
下記のようなサイトを使うと良いです。
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