ゲームにおける駆け引きの重要性
ゲームにおける駆け引き、これは、ゲームプレイするうえでプレイヤーを楽しませる重要な要素となります。
駆け引き = 楽しさ
という図になってもおかしくありません。
それほどまでに駆け引きとは重要なのです。
駆け引き=楽しさの理由
ゲームをプレイした人ならわかると思うのですが、思い出して欲しい
- プレイヤーが攻撃したら何もしてこない敵はいるだろうか?
- 敵が何かしてきたら、プレイヤーは何もしないのか?
この大きい部分に駆け引きがあります。
駆け引きがあることによって、プレイヤーは思考し試行することになります。そしてその正解を引いた際に、プレイヤーは喜びを感じその喜びが思考が複雑になっていたほど、感じやすくなるのです。
行動の駆け引きが生まれる
プレイヤーが敵に攻撃したら雑魚であれば、反撃をする前に倒すことができますが、敵が強くなれば、攻撃する前に攻撃されたり、防御されたりと、こちらの攻撃が今までの行動通りに行かなくないります。
ここで駆け引きが生まれます。
さらに分解する駆け引き
さらに分解していくと、敵の攻撃モーションは遅い
- 早い攻撃をすれば攻撃を与えてなおかつ相手の攻撃範囲外に逃げれる
- 遠距離攻撃をすれば楽に倒せる
- 属性攻撃に弱いので一気にたたき込める
相手の攻撃をしてくる間に自分が何をするのかを考え、駆け引きを考えることができます。
アクションゲーム以外での駆け引き
カードゲームなどであれば、アクションゲームと違い、攻撃の時間が同じ場合があるので、属性同士の相性やモンスターの種族などによる相性で攻撃が出来たり、ダメージが大きかったりする場合もありますね。
このように、通常の戦闘の中に、一つまみのスパイスのように駆け引きを入れることによって、戦闘に彩りが出てきます。
単純な駆け引きの有名どころは『ジャンケン』
よくつかわれるのが、ジャンケンを使った駆け引き、これは、ゲームに組み込むのが容易いので、考えるにはうってつけでしょう。
ただ、ジャンケンの要素だけでは、物足りなくなってくるはずなので、そこから追加をする必要があります。
駆け引きはプラスしていかなくてはいけない
駆け引きは、最初はシンプルにし、その後にどんどん要素を足していき複雑化するとスルメイカのように噛めば噛むほど味がでるゲームとなります。
ただ、この手のゲームの弱点は、その楽しさに達するまでにゲームを飽きられてしまう可能性があるということです。
名作には、スルメゲームが多い
名作と呼ばれるゲームなかにもこの手のタイプは、多く、この場所を抜けてからが面白いと呼ばれるものがあります。
この駆け引きの塩梅をどのようにするかによって、プレイヤーの離脱率が軽減もされますし、プレイ時間への影響もあります。
ただ、塩梅次第ではやはり、難しすぎるということも起きるので、なかなか難しいところでもあります。
いい塩梅という塩梅が難しい
このいい塩梅を見つけるのは、どうすればいいのかというと、正直私もなかなか骨の折れるところではあります。自分としてはいい具合になったとしてもプレイをしすぎて麻痺してしまっている場合もありますし、開発メンバーにプレイしてもらっても、目が肥えすぎてしまって逆にダメだったりと、実は、判断が難しいところです。
関係のない会社の人にやらせたとしても、その人のゲームの趣味と合わないなどもありますので。
狙う層が重要となる
どの層に狙っていくのかというのがありますが、その層にピッタリあっているのかとか、層を広げすぎると逆に狙いがわからなくなったりしますので、その塩梅もシビアではあります。
では、いい塩梅に考えてください!ってのなんなので、次回はこの狙う層をどう考えるのか?についての話をしたいと思います。
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