TRPGは、制作者の予想外の展開を生み出し、ゲーム制作者のバグ発見への理解度を深める
TRPGとは、『テーブルトークRPG』の略です。
これは、知っている人は少ないかもしれませんが、集まりなどが盛んにされており、今でも人気のあるコンテンツです。
今回はTRPGについてのお話となります。コンシューマーのゲームを作る際にでもかなり能力向上のできる遊びとも言えます。
TRPG 『テーブルトークRPG』 の遊びとは
テーブルトークRPGとは、テーブルを囲い、会話して物語を進めていくゲームとなります。
ゲーム自体には、ゲームマスター、参加者という形に別れ、ゲームマスターがゲームの進行を行います。
参加者は、ゲームマスターが作り上げたシナリオをプレイするイメージです。
基本的には、下地となるゲームシステムがあり、それを元にシナリオを作成していきます。
イメージとしては、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストの成長システム、呪文、効果などをそのまま使い、別の世界を表現して遊ぶような感じです。
ルールは、ゲームマスターが作る!
シナリオの進行をゲームマスターがやるので、ゲームマスターがルールとなります。突発的な出来事にも対応する必要があります。
例えば、森の中を進んでいます。道が二手に分かれていますが、どちらを選びますか?というシナリオがあった場合、テーブルトークでは、2択に思わせて、3択目、4択目の返答が参加者から返ってくる場合があります。
街に戻って、街の人に話を聞く!とか、道のない場所を進む!とか
これらの対応も必要となります。
参加者は、自由ではあるが、縛りもある
ゲームマスターがルールとなっていますが、参加者は、それに従わなくてもいい行動もできます。なので、自分が思った行動をとり、それがいい結果を生み出すこともあり得ます。
効果を生み出す場合、ゲームマスターからイレギュラーな展開の可能性もあるので、その場合は、基本となるTRPGのルールに従い判定を行ったりします。
【広告】どんなシステムがあるのか
これは、何をベースにするのかによって変わりますが、私の場合は、下記を使ってTRPGをやっていました。
いやー今見るとかなり古いですね・・・。まあ、私がやっていた当時でも古いものでしたけど…。
※今はもう売ってないようですね・・・。
ちなみに新しいのも出てるようなので、
こちらを見てみた方がいいかもです。
ただ、これに限ったわけではないですが、基礎ルールとなるものは、上記のもの以外にもたくさんあります。
広告ですが、下記のようなサイトから購入するのも手です。
なので、自分が好きな系統のものがあればそれを使ってTRPGをやってみるのが、一番楽しいかもしれません。
また、システムを使いガワを変えて別のキャラクターを存在させるなども、TRPGならではの面白さでもあるので、ゲームマスターになった場合には、参加者におお!っと思わせるようなことができると、それはそれでしてやったり気分となります。
別のゲームやアニメ、漫画のキャラクターを登場させるなど。
バグの発見にどう繋がるのか
大分、脱線した感がありましたが、ゲーム開発に何が活かせるのかと、それはイレギュラーなことが起きやすいため、その対応に対しての答えも用意しておかなければならないということです。
一人で考えた場合、複数のルートを検討するのは、時間がかりますし、1本のルートを決めたとしても、そのルート内の例えば、ギミックに上手くイメージではハマっていたとしても、それは自分の中でいい感じに動かしたキャラクターでしかない可能性が高いです。
なので、参加者の1手先を常に読むような動きが必要となります。
これは、ゲーム制作でバグや展開などを上手く潰したり、繋いだりすることに非常に役に立つ能力を伸ばすことができます。
なので、人と話すとかこういうゲームをやるのは、抵抗感がある方がいたとしても、1回だけでもやってみることをお勧めします。
特にゲームマスターを1回やると、ここで書かれたことが良くわかると思います。参加者としてプレイする場合は、ゲームマスターの対応をよく見てみると良いです。
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