ゲームチュートリアルの理想とは、チュートリアルをプレイしていると思わせないことが大事!
ふと、Twitterでは発信していますが、最近やっているゲームをしている際に、思ったのが、チュートリアルってそんなにストレス受けなかったな。と思ったので、ちょっと書き込んでみます。
チュートリアルは、勿論、そのゲームに対してのやり方を説明するということではありますが、ゲームによっては萎えるぐらいこのチュートリアルが長いかったり、システムが複雑なために長くなるというのがあります。
チュートリアルは、最近では一般化していますが、昔のゲームではむしろある方が稀ぐらいの勢いでした
そもそもチュートリアルは、ゲームシステムを説明するためのミニゲームみたいなものなので、プレイヤーからしてみれば、なくてもいい存在ではあります。
ただ、チュートリアルがないとゲームをプレイする場合に、どのように操作をすればいいのかがわかならかったりするため、最近では当たり前のように組み込まれています。
理想のチュートリアル
理想のチュートリアルとは!
一言でいえば、チュートリアルと感じないものが理想です。
すでにゲームをプレイするときに段階的に学ぶことができて、それが自然にプレイヤーに伝わるというのが理想となります。
このチュートリアルは、昔のゲームにはよくあることでありました。
それはなぜかというと、ゲームのシステムが単純な、ためその傾向を強く出せたというほうが正しいかもしれません。
このことは多く言われているのが、『スーパーマリオブラザーズ』です。
- このゲームは開始時に、プレイヤーはその場で十字キーの操作を覚えます。
- Aボタンでジャンプ、Bボタンでダッシュとボタン効果があることを学びます。
- そのあとに前方から敵が出現しゆっくりと歩いてきます。
- これは十字キー操作だけでは、避けることができず、大抵死んでプレイヤーの残りプレイ回数が減ります。
- 再度プレイヤーは、十字キーを操作し、次に別のボタンを試します。これを行うことにより前方から歩いてくる敵を避けることができます。
このような形で、作成されているとチュートリアルとは感じずに、自分でゲームをただプレイしているという感覚しか感じません。
理想としては、 『スーパーマリオブラザーズ』 ようなものが望まれますが、最近のゲームはシステムが複雑になり、その傾向が難しくなっています。ゲームプレイヤー自体も目が肥えて、単純なシステムではなかなか食いついてくれないというのもあります。
チュートリアルを選択できる
あとは、プレイヤーに丸投げしてしまうチュートリアル方式というのものあります。これは、シリーズものでは、有効だと思われるのですが、何か操作を教える場合に、一定時間ボタン操作を行った場合だけチュートリアルが始まるというものです。
このタイプであれば、チュートリアルを見たくないプレイヤーにとってみれば邪魔にならずにゲームに集中することができますが、複雑なゲームの場合は、このシステムを採用してしまうと、のちにそのシステムを知らなかったがゆえに敵を倒せないということに陥るため、判断は少し難しいところと思われます。
なるべく、理想に近くできる方向へ
チュートリアルについては、なるべく単純でわかりやすく、なおかつ簡単。できれば、チュートリアルと感じないことが理想ですが、これは、非常に難しいところがあります。
ゲームがある程度できないとチュートリアルの作成はできないため、ここも力を入れるタイミングが難しかったり、それよりもチュートリアルがしっかりしてても、通常のゲームが面白くないという感じになったら本末転倒なので、ゲーム制作は確実に力を入れますので、チュートリアルがおざなりになる可能性はあります。
チュートリアル以外にもいえることですが、伝えるための考えをどこかでいつも考えておくことが必要ですので、システムを考えた後に、どうすればそれがうまく伝わるのかを考えてみるといいでしょう。
コメント